令和4年7月9日(土)~10日(日)の2日間、鹿児島県障害者自立交流センターにて、全国障害者スポーツ大会障害区分判定研修会が開催され、宮崎県より4名が参加しました。
当会会員参加者3名(いずれも中級指導員)の感想を紹介します。
①研修会に初めて参加させていただきました。多種多様な障がいを有する選手に応じて考える必要性がありとても難しく容易なことではありませんでした。理学療法士としての意見だけでなく、競技に関わる方や日頃選手をサポートしている方等と情報交換、共有しながら検討することの大切さを学ばせていただきました。選手がスポーツを楽しみ、成長できるための一助となれるよう区分判定に関わっていきたいです。【理学療法士 佐藤勇貴】
②2日間の研修会に参加してきました。区分判定には「競技の公平性を保つ視点」を第一に立たなければならないと強く感じさせられるものでした。そのため常日頃より「機能障害レベルを評価」し、「競技規則」に当てはめつつ出場可能な区分を選定していく考え方は、現場で身近に指導するコーチや指導員の視点や関わりが非常に重要と感じました。今後、宮崎県内で実地区分評価など活動が増えてくるかと思います。そのためにも私自身競技規則の詳細な把握や自己研鑽を続けていこうと感じた研修会でした。【理学療法士 水浦毅彦】
③平成29年に続き2回目の研修参加となりました。勉強すればするほど奥深いというのが率直な感想ですが、不確定だった知識が明確にもなりました。全国障害者スポーツ大会に限らず、県大会や日頃の練習や活動においても区分判定の視点は必要であると考えています。今後も県内外の多くの方と情報交換をさせていただき、障害区分判定の考え方を少しずつ県内で広げていくことを目標に活動を継続します。【作業療法士 小林真美】